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イノベーション創出を実現するアート思考の技術 名著講読会9月

2023-09-17(日)16:30 - 18:00 JST
オンライン リンクは参加者だけに表示されます。

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『イノベーション創出を実現するアート思考の技術」の著者長谷川一英氏を講師にお招きして、たっぷりお話いただきます。

以下、長谷川一英氏よりメッセージです。
「アート思考」とは、「自分自身の興味や関心を出発点とし、既存の常識にとらわれずに革新的なコンセプトを生み出す思考プロセス」を指します。歴史を振り返れば、産業界において自分起点によるアイデアが破壊的イノベーションをもたらした多くの事例が存在します。
一方で、「アート思考」は現代アートのアーティストが作品制作時に発揮する思考方法と共通しています。しかしながら、日本のビジネスパーソンの多くは現代アートに触れた経験が乏しいのです。一般的に、アートと聞くと美しい絵画を想像し、アーティストは感性によって絵画を制作するという固定観念が広がっています。実際の現代アートのアーティストたちは、我々が持つイメージとは異なる思考プロセスや行動を通じて、全く新しいアートを生み出しています。
企業の中には、YouTube、Airbnb、Dysonなどのように、芸術教育を受けた人々が創業者として成功している例があります。これは、アーティストが産業界においても破壊的イノベーションを起こす力を持っていることを示しています。
今回の購読会では、現代アートのアーティストの思考と行動に焦点を当て、我々がどのようにして「アート思考」を身につけることができるかを探求します。皆様の認識を根本から変えるインスピレーションになることでしょう。どうぞお楽しみに。

【長谷川氏プロフィール】
株式会社E&K Associates代表、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科で非常勤講師を務めておられます。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。
日本と米国の製薬企業で、創薬研究や経営企画をご担当、その中で、循環器疾患の診断薬を開発し上市に成功。新薬の成功確率が極めて低い中で、イノベーション創出についての研究に携わっておられました。
現代アートのコレクションやイベントの主催を通じて、アーティストの視点や思考の革新性に目を向け、アーティストと産業界とのコラボレーションが産業界でのイノベーション創出に繋がるという着想を得、2018年から本格的に取り組んでこられました。
アート思考に基づくイノベーション人材育成プログラムを開発し、青山学院大学大学院や企業などで展開中です。

コミュニティについて

名著講読会 (KG IBA Reading Club)

名著講読会 (KG IBA Reading Club)

関西学院大学IBA 研究フォーラム 名著講読会Season3 2010年に設立された名著講読会は、2024年を迎えて「ビジネス書を読み解く」会になり、学びを深化させながらより実務への応用・実生活での実践をはかる場とします。 IBAの修了生・現役生以外にも、あらゆる人と学んでいきたいと思います。

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